4つの国、4人の女性オーガナイザーが創る国際的なアートプロジェクト

世界各地を拠点とする4人の女性オーガナイザーが手を取り合い、文化を超えて多様性を称える新しいアートの形を提案します。アートが普遍的な言葉となり、国境を超えたつながりを生むこのプロジェクトに、ぜひご参加ください。

3月6日(木)から 12日(水)まで、ギャラリー Grand Monde にて開催

出演アーティスト

ARISA

2005年にアメリカ、アトランタにあるコカコーラミュージアムの10人の壁画チームの一人に選ばれ、その後、NYのブルックリンで10年の間、現代アーティストのART Gallery を経営し、行列ができるギャラリーを経営。 2016年には「Time Out」誌でローカルで最も愛される「LOVE NNEWYORK」アワードを受賞。 2008年には、ナイジェリアの子供たちに「紙の芸術」について教える折り紙プロジェクトを実施し、2012年、カナダで折り紙プロジェクト、イタリアで100人のアーティスト展を開催した。

現在、ARISAが運営するアーティストチーム(JCAT-NY)では、200名もの日本人アーティストが所属、世界で活躍するアーティストたちを育成している。2019年から、有田焼のワイングラスの開発をスタートさせ、2021年にニューヨーク発のブランドARISA-NYを立ち上げる。2022年にパリのルーブル美術館の地下にあるCarrousel du Louvre Parisで開催されたART Shopping EXPOに参加し、同年、Mona Lisa Gallery in Parisでの展示を経て、現在、ARISAの有田焼ワイングラスはVillage Suisse Parisに常設されている。
 

MIHO

MIHOは、目には見えない世界を抽象的な表現で描いている独学の女性アーティストである。神様への感謝を込めながら、日本の七福神のエネルギーを彼女のフィルターを通して、キャンバスにアクリルで表現している。時代の転換期とも言われている、この不安定な時代に生まれてきた私達には、どんな時でも神様に見守られ、応援されているという絶対的安心感は生きていく上で必要だと彼女は考えている。 MIHOは、いつも見守ってくれている七福神のエネルギーアートを、日本の神社などにあるお守りのように、日本の精神性と共に世界中に届けたいと願っている。
 

Anela Meli

‘希望の一滴’
Anela Meliは大学を卒業して、出版社の編集者として本の制作に関わってきた。多くの才能に触れる瞬間が喜びだった。NYの赴任先で出会ったpunch needle刺繍のモコモコとした温かい感触に魅了され、枠にとらわれず、さまざまなメディアでオリジナル作品の創作を始めた。

世の中のギスギスした出来事に心を傷めるも、どこまでも性善説を信じている。作品にしばしば登場する天使の羽をもつミツバチElfy(エルフィ―) は、作家本人の投影でもある。‘希望の一滴‘が、本来、人々の中にあるやさしさと輝きを解き放つキッカケとなり、やがて大河となって、だれもがその人らしく生きられる、愛に満ちたやさしい世界を願って一刺し一刺し創作している。

‘Smile Evangelist’がKino Drome(Cleveland,U.S.)で1st Prize/Winner,Berlin Flash Film Festivalで Outstanding Achievement Awardほか、NY、Alabama 、AfricaなどでOfficial Selectionされる。刺繍絵本「ミラクルハニーぽのぽの」刊行。LA、NY、London、東京、京都など、国内外で作品を発表。

Galerie Grand Monde

Cour Demoye de la bastille