Yoko Kitazaki

Painter

Yoko Kitazaki is a painter who depicts the energy she feels from nature. She is particularly drawn to light, wind, water, and trees, and she materializes the energy she perceives from them into art.

The roots of this can be found in her childhood, when she was surrounded by the colors of nature, as well as in her pursuit of decorative beauty while studying dyeing in Kyoto, which has now led to abstract and semi-figurative works.

Yoko has participated in international exhibitions organized by various Italian art institutions, and her work has been featured in art magazines and artist catalogues. She has also exhibited at the historic Salon d'Automne in Paris and has regularly participated in the New York exhibition organized by JCAT.

Yoko's works use acrylic paints and depict images from deep within the heart, with her own strong texture. Furthermore, starting in 2025, she began a new form of expression by creating larger-sized artworks that allow viewers to experience her energy, which she calls 'Hanging Art.' She hopes that these works will heal people's hearts and become a source of positive energy.
Yoko Kitazakiは自然から感じるエネルギーを描く画家である。特に光・風・水・木々などに強く惹かれ、それらから感じるエネルギーをアートとして具現化させている。その根源は自然の色彩に恵まれ育った幼少期と京都で染色を学び装飾美を追求する表現にあり、現在は抽象及び半具象作品へと至る。

彼女の主な活動は、いくつかのイタリア美術団体が企画する国際展出品であり、アートマガジンやアーティストカタログにも掲載されている。他にも歴史あるパリのサロン・ドートンヌ展への出品やJCATが主催するニューヨーク展へも継続的に参加している。

彼女の作品はアクリル絵の具を使用し、オリジナルの強いテクスチャーで心の奥深くにある心象風景を描いている。さらに2025年からは、彼女のエネルギーを体感できる大きめサイズの作品を「ハンギングアート」と名付け、新たな表現を始めた。彼女は、これらの作品が人々の心を癒し前向きなエネルギーへ導くことを祈っている。

Past Exhibitions

-JCAT New York SOLO Exhibition in May 2022
-JCAT New York SOLO Exhibition in January 2022

Interview

 
 

Q: アーティスト活動を始めたきっかけは何ですか?

幼少期より油彩を学んでいました。モネが描いた「睡蓮」の重なる色彩が大好きで、移りゆく光を表現したいと思っていました。京都の芸術大学では染色を専攻し、染めと油彩が主な表現手段でした。
2020年、世の中が大きく変動し自身の生き方を振り返った時、本気でアートをやる!という想いがわき上がり活動を再開しました。今でもモネの色彩や染色のデザイン性は、自身の表現に影響を与えています。

Q: 現在のあなたのアーティスト活動(日本、海外両方)、これまでの功績(受賞歴や主な展覧会などあれば)などはありますか?

芸大時代やその後はジャンルが違うため省略します。
現在の活動は、主に海外のアートグループの企画展に出品しています。特にイタリアの「Divulgarti」へは何度も出品し、海外のアーティスト達からよい刺激を受けています。 国内では、地元の京都で個展を中心に活動しています。

Q: アーティストとしての目標は何ですか?

アート作品が「よい家具」のように、人々を幸せにできるもっと身近なものにならないかと思っています。制作者の想いがポジティブなエネルギーとなって観る人の心をサポートできれば、アーティストとして本望ではないでしょうか。

Q: あなたの作品を一度も見たことのない人に、あなたがどんな作品を作っているか説明してみてください。

アクリル系絵の具を使い、心象風景やメッセージを抽象的表現で「創造」しています。「創造」と言う理由は、絵の具、つまり顔料に「動き・流れ・艶・塊・裂け」などの変化をさせ画面を創っています。
メッセージは人々への願いでもあるため、イメージや手順を確認した後に集中してキャンバスに向かい数時間で完成近くまで一気に作業します。その時、自身のパワーを作品に封じ込める気持ちで制作しています。

Q: 作品を通して観る人に何を伝えたいですか?

制作テーマの根底には、「事象には異なる二つの原理がある」という二元性があります。 他者の存在を認め、バランスを保ちながら影響し合い、「心の視点で事象の全容を見る」というメッセージが込められています。我欲を優先せず排他的思考をせず、他者と融合してそこから新たな世界を創るという想いを視覚化して伝えたいです。